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【ジュニアトーナメント決勝】 クラブベアーズvs福岡SUNS 試合レポート

2017.06.26

九州からの新しい風。福岡SUNSが初出場で初優勝

 

第63回西日本社会人選手権大会の最後を飾るゲームのジュニアトーナメント決勝が、6月25日(日)にエキスポフラッシュフィールドで行われた。

対戦は、90年代に新進の強豪として一世風靡したクラブベアーズと、今年1月に加盟が認められ九州唯一のXリーグ参入チームとして創部した福岡SUNS(サンズ)という興味深い顔合わせとなった。 

 

試合は立ち上がりから互いの持ち味を発揮した好ゲームとなった。

自陣21ヤードから始まったベアーズの攻撃は、QB#8稲葉からWR#89佐藤へのパスなどでゴール前15ヤードに迫るが、サンズDL#94山口を中心としたディフェンス陣に阻まれ得点には至らず。FGトライも失敗に終わる。 

QB#4前田

SUNSのオフェンスを支えるQB#4前田

 

サンズの先発QB#4前田は、WR#13吉田、#18村瀬へのパスをきっかけに敵陣41ヤードへと攻め込む。そこからもラン、パスでバランス良く前進。4thダウンギャンブルからRB#26深江へのTDパスを成功させるが、反則で取り消しとなる。

しかし勢いのあるサンズ。続く自陣34ヤードからの攻撃で、RB#22野々垣のラン、WR吉田への37ヤードパスなどでゴール前に迫ると、QB前田からTE#15小林へのTDパスが決まり、サンズが先制点を奪う。 

ベアーズも反撃する。PR#82寺崎の好リターンで始まった自陣41ヤードからの攻撃。QB稲葉が積極的なパス攻勢で、WR寺崎、佐藤、#9木村らへ次々にパスを決め敵陣24ヤードとすると、ここからWR木村にTDパスがヒット。7-7の同点として前半を折り返した。 

 

後半開始早々のベアーズ。サンズの攻撃をパントに終わらせた自陣3ヤードからの3プレー目。QB稲葉からWR木村へのロングパス一閃、93ヤードのTDパス成功でベアーズが14-7とリードを奪う。

だがサンズも譲らない。KR#24久野のビッグリターンで獲得した敵陣49ヤードからの攻撃。RB野々垣のロングランなどでゴール前22ヤードとすると、QB前田からWR村瀬へ高い弾道のパスでTD。しかし、このTFPのキックをベアーズディフェンス陣が意地のブロック。13-14の1点差となる。 

RB#22野々垣

ロングランでチャンスを広げるRB#22野々垣

 

互いにインターセプトを奪い合う展開があった後の最終Q。

サンズが敵陣41ヤードからと絶好のフィールドポジションを得ると、RB#26深江のロングランでゴール間14ヤード。最後はQB前田が自ら持ち込んでTD。逆転に成功する。

これで波に乗ったサンズ。続くベアーズの攻撃を3アンドアウトに抑えると、今度はQB前田からWR#8尾花への41ヤードTDパスが成功、さらに追加点。試合の優勢を決める。

 

その後もサンズはRB#24久野のTDランや、交代出場したQB#7原口からTE寺岡へのTDパスなどで得点を重ね、ファイナルスコアは40-14。ジュニアトーナメント初出場で初優勝を決めた。

 

自らもK/P/DBを兼任するサンズの吉野代表。近年、力をつけてきた福岡の西南学院大学でヘッドコーチも務める。「今日は必ず優勝するという気概で来た。今季はX3で優勝し、X2昇格が目標」と意気込む。「創部の想いは九州から日本一。東西二極化した日本のアメフットをなんとかしたい。九州の人間がこのチームに入りたいと思えるようなチームにしたい」と、九州初のXリーグチームとして本気のチーム作りを目指している。

 

この試合のMVPにはサンズのQB前田、MIPにはベアーズのQB稲葉が選ばれた。

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